今年も山茶花がさいてくれた。

うちはマンションで、さして広くないベランダが2つしかないが、植木がいっぱい。
この山茶花は私がまだ小さい頃に家にきて、
いつの間にかおいやられて今では一番端にいて、あまり目立たない存在だけれど、毎年きちんと、花をつける。
その花がまた素敵だ。
山茶花は白が好き。
うちの山茶花は野生の山茶花のように、白くて、少しふちが赤みがかっている。
清楚で清々しいけれど、木はとても強くて丈夫で、本当に素敵な花だ。
花びらの内側の影が美しい。黒っぽい艶の有る葉の中に隠れるように咲く姿がいい。
これが咲いて、昨日母が「咲き出したから終わる前に飾るの」
といって一輪挿しにさしていたのを撮ったのだけど、
こうして書いてると本当に花はいいなあと思う。
ずっと家にいる木で、うちは立派な庭もなく、手狭なベランダのこころもとないプランターに植えられた弱々しい山茶花が、
なんでか毎年律儀に咲いてくれて、 母はまた 「今年も咲いてくれて」
と喜ぶんだけれど、私もそんな風に植物を育てられる人間になりたいもんだと最近思う。
自然は私には脅威すぎるから、こういう安心させてくれる手元の自然がとても可愛らしく思える。
いつか自分で花木を買って自分で育て上げるのは、子どもの時からの夢。
いつか自分で花木を買って自分で育て上げるのは、子どもの時からの夢。
山茶花の学名は Camellia sasanqua。
Camellia は椿。
椿も山茶花も、潔さのある女性に似合うけれど、山茶花の方がやっぱり女性的。
椿がぼとっと花ごと落ちるのに対して、山茶花はあまり花弁が変色しないうちに、花びらを散らして散っていく。
椿よりも、山茶花が好き。
